30代後半くらいから頭頂部を中心に、薄毛が目立つようになっていきました。そこで、いつも行く美容師さんに頭皮の状態を見てもらうと、かなり硬い状態になっている、と指摘されてしまいました。
実際に頭皮を動かしてみると、若い頃は気持ち悪いほど動いていたのに、頭皮が頭蓋骨にへばりついているのような硬い状態でした。美容師さんからは、頭皮のマッサージのやり方を教えてもらいました。かつ、頭皮を柔らかくする効果のあるシャンプーとコンディショナーを使用し、硬さ対策に取り組む事にしました。
対策を行った事で、若干頭皮が柔らかくなった感じがしましたが、若い時に比べるとまだまだの状態。そんな姿を見ていた私の兄から、ある指摘を受けました。兄は理学療法士というリハビリの先生をしており、筋膜のつながりを重視した治療テクニックを勉強していました。
兄曰く「頭頂部の皮膚が硬い原因は顔のたるみかもしれんぞ。お前、年取って顔たるんで来てるからな。筋膜は一枚で繋がっているから、顔にたるみがあると、一緒に頭皮まで下に引っ張られる可能性がある。だから頭皮の硬さを改善したいんだったら、顔も同時にアプローチしてみたらどうかな?」との事。
兄の情報を元に、ネットで詳しく調べて見ると、ほぼ同じ意見。顔のたるみ解消方法を調べ、頭皮と同時進行で顔全体の保湿やマッサージ、表情筋トレーニングなどを追加して行うようにしました。
すると、頭皮だけにアプローチしていた時よりも、頭皮の硬さは劇的に改善。抜け毛が大幅に減少しただけでなく、髪が根元から元気になった印象で、薄毛の進行は完全にストップしました。まだまだ理想の髪量には程遠いですが、20代の髪の状態を目標に、毎日頭皮と顔のケアに励んでいます。