先日、久々に大学時代の先輩に会った。もう大学を卒業して20年程経つが、未だに連絡を取り合うことがある。前回合ったのは、数年前であろうか、久々にあった先輩は少し太っていた。
それにも驚いたのだが、もう一つ驚いたことがある。それは薄毛だ。自分も少し薄毛なのだが、そのにも増して頭頂部の薄毛なのである。会話の途中であたりさわりのないように、薄毛についての話を振ってみた。
しかしだ。本人は気づいていないようなのだ。自分がかなりの薄毛である事に。「そういえば、母親にそれらしい事を言われたことがある」と、言っているくらいだ。
はっきりと指摘をされた事も無く、頭頂部であるがゆえに自分でも確認ができないでいるのだろう。確かに鏡を通してみると、頭頂部の薄毛は分かりにくい。まったくのツルツルでも無いので、触っても確認ができないのだ。
この事実を知って、背筋がゾッとしたのは、実は自分自身だ。いつも鏡を見ては分け目の薄毛を気にしていたが、頭頂部や後頭部あたりも薄毛になっている可能性もあるからだ。
今はこういった事態であっても、幸い簡単に確認する方法がある。それは、「スマホで頭頂部を撮影する」という方法だ。早速、先輩が帰った後に自分の頭頂部を撮影してみた。
微妙である。さすがに分け目が薄毛なだけあって、頭頂部も心もとない毛の量だった。目に見える場所ばかり気にして、分け目ばかりを隠していたが、これからは頭頂部も頻繁にチェックをしようと心がけた出来事になってしまった。
そうそう、先輩には自分が使っている育毛シャンプーのサンプルを差し上げた。本品を買ったときにサンプルが付いてきたのだが、自分ではなかなか使う機会がなかったからだ。
それから私は、育毛シャンプーに替えて抜け毛も減ったので、先輩にも是非とも早い段階で対策をして頂きたいと感じたからだ。最近は、外出して頭頂部が薄毛の人をみると、他人事とは思えずジッと見つめては、対策方法を思案する日々が続いている。