調査した結果から発表しますと、「バター」の方が育毛には向いているという結論になりました。
理由は、バターは乳製品です。髪の毛を構成するケラチンの元となるアミノ酸やカルシウムが含まれています。マーガリンはというと、油脂加工食品で、「トランス脂肪酸」と「リン酸塩」いう食品添加物が含まれます。バターにもトランス脂肪酸は含まれるのですが、マーガリンの約1/4~1/5程度でした。
トランス脂肪酸は血行不良を招きやすいと言われており、育毛にとっての不安材料となっています。リン酸塩については、亜鉛の吸収を妨げるとされています。亜鉛は育毛にはかかせないタンパク質生成に必要な成分と言われています。薄毛を気にする者には、是非摂取しておきたいのが亜鉛です。
この成分の違いから、育毛を頑張ってる方にはバターの方が向いているという結論に至りました。
参考文献 : マーガリン (ウィキペディア)、バター (ウィキペディア)
しかし、これは決して「育毛のために摂取すると良い」という訳ではありません。どちらかを選ぶとすればバターの方がいいかな、という程度です。食べる量も一般的な量であれば問題はないと考えられますが、どんな食物でも食べ過ぎれば毒となってしまいますからね。
むかし、私の兄に「グレープフルーツジュースが体にいいらしいよ」という話をした事があります。ある日、兄は検診で「高尿酸血症」と言われました。医者からの指摘でグレープフルーツジュースの取り過ぎが原因ではないか、と分かりました。
兄に聞いてみると、グレープフルーツジュースを毎日1リットルくらい飲んでいたそうです。まさか、そんなに飲んでるなんて思いませんよね。普通に考えると、一日にコップ一杯程度だと思うのですが、体に良いと聞いたら、とことん摂取しまくる人が世の中にはいるようです…。
話は戻りまして、私はパンを食べる時、バターもマーガリンも塗っていませんでした。育毛の事を考えて、どちらも食べないのが一番良いんじゃないかと、野生のカンで感じていたからです。
しかし、この結果を知った今は、バターだったら塗ってもいいかなって思うようになりました。でも、バターって結構高いんですよね。ちょっとだけ使いたいとき、使い切るのに何か月もかかりそうな大きさのバターを購入するのは抵抗がありますよね。それから、何か添加物でも入れられていると話は変わってきます。そういったあなたのために、無添加のバターを少量簡単に作る方法をご紹介します。
育毛用バターを格安で自分で作る
用意するものは、たった2つです。「牛乳」と「ペットボトル」。ペットボトルは500mlくらいの物が一番適しています。用意する牛乳は、ちょっとだけ選ぶ必要があります。
「成分無調整牛乳」を使う必要があります。それ以外の「成分調整牛乳」や「低脂肪牛乳」などでは、バターが作れない可能性があります。
成分無調整牛乳 一覧
・明治おいしい牛乳
・雪印メグミルク牛乳
ペットボトルに100ml位の牛乳を入れます。それをひたすら振り続けます。10分程振り続けると、ある瞬間に「パンッ」という音とともにバターが出現します。これは何回やっても不思議な瞬間です。
少しの量ですが、売られているバターとは違った「やわらかくフワッとしたバター」が生成されるんです。これを取り出し、器などに入れ冷蔵庫で保存しておけば、一週間くらいは使えると思います。
100%無添加、牛乳から直接生成した育毛用バターの出来上がりです。薄毛が気になっていて育毛を考えている方。食パンを食べるときに、何か塗らないと食べにくいという方は、試してみてはいかがでしょう。