
薄毛に悩み始めた30代、AGA治療薬の服用を開始。
私は、30代に入ってから、薄毛の悩みを深めていきました。20代の頃から薄い気はしていたのですが、30代に頭髪の””透け”が顕著になり、その対策に奔走しました。
やはり、その中で一番薄毛に効果的だったと思えるのが、「AGA治療薬」です。これを始めてから1年後位に、シャンプー時の抜け毛の減少を実感しました。
AGA(男性型脱毛症)は、DHTという強化された男性ホルモンが主な原因となって起こる抜け毛・薄毛。元から存在する男性ホルモンと5αリダクターゼという酵素が結びついてDHTと変化するのですが、AGA治療薬は5αリダクターゼの働きを抑制してDHTの発生を防ぐ薬なのです。
ですから、AGA治療薬はその名の通り、AGAへの防御力を高める効果がある薬だと言えるでしょう。
AGA治療薬の種類は?そして、効果は?
私は、AGA治療を開始した当初、病院のAGA外来に通っておりました。そこで処方されたのが、4年以上継続して服用し続けているAGA治療薬です。最初は、プロペシアのジェネリックからスタートしました。
AGA治療薬には、現在フィナステリド製剤(商品名:プロペシア)とデュタステリド製剤(商品名:ザガーロやアボルブ)がありますが、2014年当時はデュタステリド製剤が厚生労働省に認可されておりませんでした。
しかし、2015年の終わり頃になって厚生労働省の認可が下り、デュタステリド製剤は病院でも処方可能になったのです。私は、すぐに、フィナステリド製剤よりも効果が高いと言われているデュタステリド製剤へと切り替えました。
プロペシア(のジェネリック)を服用していて「抜け毛が減った」ものの、「発毛する」ほどの効果は感じられておりませんでしたので、更に強力なAGA治療薬を必要としておりました。
これを継続的に2年程服用してきて、現在では確かに頭髪に手ごたえが感じられるようになっております。今では他の薬剤(ミノキシジルタブレット)なども服用しておりますが、AGA治療薬を始めたことが本格的な薄毛治療のスタートだったと言えるでしょう。
副作用を乗り越えて、現在。
しかし、AGA治療薬を飲み始めてから、いくつかの副作用に見舞われたことは書いておかなくてはなりません。まず、AGA治療薬での薄毛改善効果が見込める人には(これは厳密に言うと副作用ではないのですが)「初期脱毛」が高い確率で起こります。
これは、新しく生えてくる毛に、それ以上成長しない頭髪が一斉に押し出されて、一時期抜け毛が増えてしまう現象です(1ヶ月程度の期間です)。起こるとは分かっておりましたが、実際に一時期とはいえ急に抜け毛が増加してしまうというのは気分が落ち込むもの。
また、それよりも早い時期に、「性欲の減退」を感じ始めました。
私は、体はまだ若いと思っていたものの急激に性的な衰えを感じはじめたことから、より一層気分が落ち込んでいきました。
「飲み続ける限り、このままなのかもしれない・・・」という不安が、半年以上続きました。しかし、それ以上の期間薬を服用し続けると、性的な問題も元の状態に戻り、解消されていきました。
プロペシアのジェネリック服用から1年経過して、ザガーロのジェネリックに切り替えた時にも、また似たような副作用が起こりました(抜け毛の増加・性欲減退)。しかし、それはAGA治療薬そのものの開始当初よりは強い印象のものではありませんでした。そういったいくつかの副作用を乗り越え、現在では、薄毛の悩みから解放されつつあります。