20代で薄毛に悩みわたしが試したこと
わたしは悲しいことに20代前半から薄毛になり始めました。髪の毛が大分と少ないなあとは思っていたんですが、また戻るかなあなどと楽観的に考えていたのもその頃のことです。
ただ髪の毛は一日100本は最低入れ替わるので抜け毛は誰にでもあることなんですが、わたしはその日常の循環である抜け毛に対しても、段々と不安や不快感を覚えていきました。
「抜けた…今日もまた抜けた…」とぼやきながら抜けた髪の毛を取っておいたりして1週間でどれだけ抜けたのかをチェックしたりもしていました。それだけ悲しい、抜け毛に対する切ない気持ちが段々と増えていったんです。
そして頭のてっぺん辺りの髪の毛がさらに薄くなっていったんで、色んなジェルやムース、そしてそれを隠すためにできるような髪型にチャレンジもしていくようになりました。
薄毛対策の為にサプリメント摂取と髪型変更
ただ、わたしのおじいさんや父親はそんなに薄毛ではなかったんです。遺伝ではないでしょうし、まさかわたし自身がそのようなことを体験するはめになるとは夢にも思っていませんでした。
何かの間違いか、もしかしたら栄養が足りていないせいなのかもしれないとも思って、必死に栄養食やサプリメントを摂取するようにしました。それでもわたしの薄毛の進行は止まらず、段々とチャンレジできる髪型も限られてくるようになってしまいました。
薄毛を隠す為に帽子をかぶったままに
そしてもう、髪型を変えるだけでは間に合わないと思い始めた頃から、わたしは薄毛を全面的に隠していくようになりました。主な方法は帽子を被って人前に出るということです。
会社内などでいつも帽子を被っているのは、不自然だと感じる人もいました。ただ幸いなことに、当時勤めていました会社は、ビジネススーツにネクタイといったきちんとした格好は要求されない会社だった事です。
ラフなスタイルで通勤してもいいような所でした。ですので普段からジーンズにTシャツです。この際、それらに見合ったようなスポーツキャップみたいなものを常に被って仕事をするようになりました。
それがわたしのスタイルになってからは、あまり人にも気にされるようなことはなくなっていきました。しかし不安は募るばかり、ついには皮膚科専門医にも訪れるようになりました。
薄毛対策の薬を止めてたどり着いた髪型
ある時、知人にロゲインを進められ試しました。薬に頼りたくはなかったのですが、若干の効果はありまして、髪の毛が少し生えてきたりもしました。
しかし残念なことに、副効果なのか、わたし自身の気分なのか、無気力さが増してきましたので薬は止めました。止めると薄毛はまた進行していきました。もう薄毛のことは考えてくなく、ついには自ら髪を全て刈り、はげとして生きていくことにしました。その方が楽でした。早く決断しておけば良かったと、今では思っています。