薄毛に陥った際、ついつい、やってしまいがちなのが、髪の毛を長くする、ということです。私はまさにその典型で、長い間、髪の毛を長くすることで少しでも薄毛(頭皮の露出)をカバーしようと考えていました。
ですが、これって、実はかえって逆効果だったりするんですよね。確かに、髪の毛を流することで、一見、薄毛をカバーできるように考えられます。ですが、ふとした拍子に、薄毛が露出した時のギャップと言ったら…。
例えば、強風が吹いたり、雨にぬれたり・・。他にも、帽子を脱いだ時や、Tシャツを脱いだ時(髪の毛が引っ掛かって、髪型が崩れますよね)など、薄毛が露呈されてしまうシーンって、日常生活に結構紛れ込んでいるんです。
その度に、ものすごいストレスを感じていました。それに、その度に髪型をセットしなおさなければなりません。薄毛の人が髪の毛を長くしていると、いろんなシーンで、嫌な思いをするわけなんです。
そんな私ですが、ある時一念発起して、髪の毛を思いっきり短くしてみることにしました。これがなかなかどうして奏功し、前述のような悩みから解放されました!
髪の毛が短いと、(髪の毛の)動きが少ないため、髪型が乱れるということがありません。また、見た目に関しても、清潔感にあふれた爽やかな印象になります。
髪の毛が長かったころは、自分ではいい感じに決まっていると思っていても、周りからは結構な不評を買っていたようです。なんだろう、やっぱり、コンプレックスを隠そうとすると、余計に変な仕上がりになるんですかね。
コンプレックスは隠すよりもむしろさらけ出した方が、見た目的にも精神的にも良い効果が得られるような気がしてなりません。少なくとも私は、髪の毛を短くすることで、外見、内面共に、(少しではありますが)向上しているという自負があります。