私は30代後半の男性で、現在生え際の両サイドと頭頂部の薄毛を抱えています。髪型は基本長めで、両サイドの髪を前に持って行ったり、立ち上げて頭頂部のボリュームを増やすなど、ある部分を上手く使いながら薄い部分を目立ちにくくしています。
しかし過去に床屋さんのカットの仕方により、薄毛を隠せない状態に陥り苦しんだ事も。今回は私が失敗の経験を元に辿り着いた床屋さんでの薄毛がバレない髪型の頼み方をご紹介したいと思います。
その前にまず絶対に気をつけて欲しいのが、どうあがいても隠しきれない薄毛でない限りは、極端な短髪にはしない事。私は薄毛を目立ちにくくする為、一度スポーツ刈りのような髪型にした事があります。
確かにカットした直後は薄い部分が目立ちにくいのですが、髪がある程度伸びてくると薄い部分とそうでない部分の境界がはっきりと分かるようになります。
サイドやバックの髪があればある程度隠す事も出来るのですが、この状態になると、再度髪を短髪にする以外に方法がなくなってしまいます。ですので出来る限り、中等両程度に髪のボリュームを保つ事が大切です。
私は床屋さんでは「両サイドは少し耳にかかる程度。後ろは襟足の調整をする程度でお願いします。前髪は眉に少しかかる程度で、トップは毛先だけ整える程度でお願いします。」という頼み方をしています。
そうする事でサイドのボリュームはある程度保たれるので、薄毛隠し用として自然にキープ出来ます。また薄い部分は出来るだけ切らない事も大切です。重い部分にすきバサミを入れてもらう場合は、サイドは控えめにし、間違えても薄い部分には入れてもらう事が無いようにしましょう。
「重い所を軽くすいて下さい。」という頼み方をすれば、大体の美容師さんは薄毛に配慮して調整をしてくれますが、新人の方などはその辺りを気にせずにガンガン切ってきます。ですので、私はカット中は絶対に鏡から目を離さず、過度にすかれそうになったら手を止めてもらうようにしています。