私は1年ほど前からAGA治療をやっています。とはいっても、広告でよく見るオシャレなクリニックではなく、町の皮膚科に通っています。
きっかけは母親からの電話でした。
ある日、母は私の幼馴染みに会ったそうです。少し前まで、薄毛だった彼が、髪の毛が増えていて見違えたそうです。
理由を訪ねると、皮膚科でAGA治療をやったおかげで髪が生えたとのことでした。そして、母は彼に劣らず薄毛だった私に皮膚科でのAGA治療を薦めたのです。
私もネット広告などで、AGA治療を見たことはありましたが、キレイなモデルさんを使っているクリニックは何となく、敷居が高く感じており、行く勇気が出ませんでした。
しかし、町の皮膚科なら、ハードルも低く、通えるかもしれないと思い、通ってみることにしました。
それでも究極に高まった緊張感とは裏腹に、皮膚科での治療は呆気ないものでした。普通に受付をして、保険適用外治療なので、治療費が高くなる旨の説明が会った後、診察室に入りました。
診察も簡単なもので、問診の後、頭皮を診てもらい、プロペシアという薬を処方するので、毎日一回、決まった時間に服用するように言われました。
私はキツネにつままれたような気分で、病院を後にし、言われた通り毎日一回、決まった時間にプロペシアを飲みました。しかし、一週間ほど経っても、劇的な効果はなく、少しずつ私は不安になっていきました。
そんな私を救ってくれたのが幼馴染みでした。
母から私も、同じようにAGA治療を始めたことを聴いて、連絡をしてきてくれたのです。私の不安や疑問を丁寧に答えてくれ、少し時間がかかるから、効果が出るのを気長に待つようにアドバイスしてくれました。
幼馴染みの言葉は私を勇気づけてくれたし、何より成功体験が目の前にいるのは心強いものでした。私も一ヶ月ほどで抜け毛が目に見えて少なくなり、2ヶ月半ほどで、薄かったところに髪の毛が生え始めました。
私たちのAGA治療を知る友人は、ハゲまし合う二人と笑いますが、幼馴染みと私は、まさにそんな関係です。
これからも二人でハゲまし合いながら、AGA治療を頑張っていきたいと思っています。