20代後半から色々な薄毛対策をするも…
薄毛対策のひとつに湯シャンが効果ありという話をチラホラ耳にします。僕は、シャンプーを使って頭皮を綺麗に洗うのが好きな方なので、どちらかというと湯シャンにはあまり乗り気ではありませんでした。
ただ、20代後半から始まった僕の薄毛は年々進行し、正直なところ、焦る気持ちも大きくなっていきました。もちろん育毛剤をはじめ、色々なヘアケアは試したのですが、いずれもこれと言った効果は見込めず、薄毛の進行を食い止めるまでには至らなかったのです。
私が湯シャンを試した理由
「溺れる者は藁をもつかむ」と言いますが、その当時の僕の心境は正にそれでした。とにかく、何でもいいから薄毛に効く方法を求めていたのです。そんな僕が試したのが湯シャンでした。
先にも述べましたが、僕は湯シャンはあまり好みではありませんでした。でも背に腹は代えられません。「むしろ正攻法から一旦逸れてみた方がいいかも」という訳の分からない思い込みも手伝って、湯シャンを実践してみたのです。
ある問題点発覚で湯シャンを止めることに
初湯シャンの感想は、ハッキリ言って微妙でした。それまでシャンプーを使っていた自分としては、お湯だけの洗髪は満足に頭皮を洗えている実感が得られなかったのです。シャンプーの泡立ちとそれが頭皮にふれるあの感触が皆無なので、何だか肩透かしを食らった気分でした。
それどころか、洗った気が全くしないのです。何というか洗髪後のサッパリ感が全くないのですから当然と言えば当然ですね。それでも「もしかしたら効果があるかも」という根拠なき期待とともに湯シャンは続けました。
ですが10日ほど経ったある日、問題点が浮き彫りになりました。自分の頭皮から今までにない臭いがするのに気づきました。あきらかに悪臭です。普通、自分の臭いは自分では気づかないものですが、ここまでハッキリ臭うとなると大問題です。
その原因が湯シャンであるのは分かり切っていました。これを機に湯シャンは止めました。人によって合う合わないがあるのでしょうが、僕にとって湯シャンは悪手である事を身をもって体験しました。