ふりかけるタイプの増毛法で失敗
私の薄毛対策の失敗談は、ふりかけるタイプの増毛法の使用です。これは、頭髪が薄くなった部分に、切り刻んだ細かい髪の毛のような繊維をふりかけて、さらにヘアスプレーを吹きつけることによって、薄毛部分を隠すものです。
しかし、私は使用していることが、すぐに職場の女性社員たちにバレてしまいました。なぜ、ばれてしまったのかと言いますと、至近距離で私の髪の毛を見た女性社員のひとりが「あれ、〇〇さんの髪の毛おかしくない?」と気付いたからです。
私が薄毛を隠すために、髪の毛に細工をしていることがわかってしまい、女性社員同士で噂になってしまいました。
人工毛増量法で失敗
薄毛対策の失敗談としては、増毛を挙げることができます。大手カツラメーカーなどでは、カツラ販売だけでなく、育毛や増毛もサービスとしておこなっています。
私は、すでにサラリーマンとして会社勤めしていたため、カツラをかぶることには抵抗を感じていました。そこで、増毛を試してみることにしたのです。
増毛というのは、残っている髪の毛の根元に人工毛を結びつけて、自然に髪の毛の量が増えたように見せる技術です。私は増毛をやってみて、頭頂部の薄毛がかなり改善されたように感じ、これは成功だと内心感じました。
ところが、これも見事に失敗でした。髪の毛は毎日伸びていくためです。つまり、人工毛を結びつけた場所も、どんどん上に上がってしまうのです。このため、人工毛を結びつけた部分を同僚社員に見つけられてしまい「何これ」と指摘されてしまい、とても恥ずかしい思いをしたのでした。
カツラの使用で失敗
薄毛対策の失敗談としては、カツラの使用を挙げることができます。私はさまざまな薄毛対策をおこなってきましたが、最後の方策として、カツラにたどり着いたのです。
私の場合は頭頂部だけが薄くなり始めていましたので、頭皮にテープを貼り付けるタイプのカツラではなく、髪の毛に金具を挟む形で装着するカツラを使用することにしました。
金具を髪の毛に挟めば、少し強い風が吹いても、カツラが飛んでしまうことはありません。そのため問題はないと思ったのです。ところが、カツラを使用してみてこれも失敗だと感じました。
それは、強風が吹いてもカツラが飛ばないかわりに、カツラの両脇がパタパタと激しく動くのです。例えると、鳥が羽をはためかして飛び立つときのようなイメージです。この光景を同僚社員に見られてしまい、私は爆笑されてしまったのでした。