薄毛に悩む男性の場合、その殆どは額のM字部分とつむじのようです。本当に酷くなると両方となりますが、初期段階はどちらかから始まるんですよね。M字の場合は自分でだんだんと気付くので、ある意味で不幸中の幸いでもあります。なぜなら、早く気が付くことで、対策を取れるからです。
しかし、厄介なのは断然、つむじなのです。気の許せるパートナーや友人の忠告、または三面鏡などで頻繁にチェックしていれば判明しますが、その多くは自分は薄毛とは無縁だと大口を叩いて、実はつむじの薄毛が進行しているのを本人だけが知らない、という事態になってしまいます。
そこで、私が経験したつむじ対策を語る前に、もし20代半ばぐらいでM字が来ているなら、つむじも薄くなる可能性があると思うべきです。これを自覚すると、取り返しのないほど進行する前に防ぐことができると思います。
私の具体的なつむじの薄毛対策ですが、まずは抜け毛がどれぐらいか徹底的に確認しました。オーソドックスなのは、早朝時の枕元や洗髪時ですが、洗髪時は確認できないと思いますよね。ですから、シャンプーですすぐ際に洗面器を下に置き大凡でもどれぐらい抜けるか確認しています。
一般的に、誰もが抜毛があると思いますので、枕元や洗面器の毛が多少多くても心配なし、という風潮ですが、これは間違いだと思います。M字が来ていて、抜毛も多いなら、確実につむじも薄くなっていると思うべきだと考えています。妙な楽観視が事態を進行させる、と思っています。
抜毛が多くなってからは、肉食中心の食生活やアルコール&タバコなどできる所を改善するようにしています。まずは、出来る事を全てやりました。もちろん、これらが息抜きであり、楽しみなのは理解しています。しかし、だから薄毛が進行したと思いました? 薄毛で良いなら、これまで通りの生活を繰り返し、嫌なら一刻も早く改めるべきだと考えたのです。
続いて、サプリや育毛剤、そしてAGAなどの専門治療を受けました。なぜ、治療を最後にしたかと言うと、私の経験から、生活を改善してからでないと、治療を終えた後に再び抜け毛が多くなるからです。
投薬などで一時的に回復しても、止めるとまた抜けるようでは嫌ですよね。だから、治療の前にサプリや育毛剤で回復するようなら、通院する必要もなくなると考えたわけです。これらをきちんと実行することで、つむじの薄毛も回復し、もちろんM字はさらに気にならなくなってきています。