オレはなんで薄毛なんだろう。そんなことを取り留めもなくずっと考えてた。そりゃ自分の父親はハゲてるさ。「遺伝だろ」って簡単な言葉で済ませば、それで終わる話である。
でも父親もじいさんも薄毛なのに、まったく薄毛にならない友人がいる。ずっと考えた。自分の薄毛改善の糸口になるかもしれないから。薄毛にならない友人は、見た目がどことなく女性っぽく、細かなことによく気が付き、女性のような感性を持っている印象がある。
自分含め、薄毛になる者はどことなく「男らしい」というか、勢力的で行動力のある人間が多い気がする。必ず当てはまる訳ではないが、自分が感じた印象ではそうだ。
おそらく薄毛にならない人は、女性ホルモンの分泌量も多いに違いない。調べてみると、男性ホルモンの分泌は、激しい運動をすると増える傾向があるそうだ。また食べ物によっても分泌量に影響を与えるとされている。食の好き嫌いや育った環境によって男性ホルモンが多ければ、男性ホルモンが増え薄毛になる可能性が高まると考えた。
その薄毛にならない友人は、遺伝どうのこうのではなく、育った環境や食べ物で男性ホルモンの分泌が少なくなったのではないだろうか。親がアウトドア好きなのか、インドア派なのかでも子供の時の運動量は違ってくると感じた。
それから大豆などは、女性ホルモンに近い成分とされ女性が多く接種すると体調を整え、生理などのリズムが整うという人も多いようである。逆に肉食中心にすると活発になるため、男性ホルモンの分泌量が増えてしまう可能性がある。同じたんぱく質でも植物性から摂取するのが好ましいようである。
薄毛にならない人のもう一つの特徴
それから先に話した薄毛にならない友人もそうなのだが、人当りがとても良い。周りとの衝突を嫌い、平穏にこなす性格の人間が多い。良く言えば、「人当りが良い」。悪く言えば「行動力に欠如している」だろうか。
しかし、これはストレスを溜めない究極の形態ではなかろうか。自分は周りと衝突することが良くある。少し大ざっぱなところがあり、不必要な苦労を自ら背負い込むところがある。当然、ストレスはお友達である。
まあ、慣れっこだからストレスと思わず、ニワトリのごとくすぐに忘れてしまうところはある。それに比べ、圧倒的にストレスを受ける事が少ないのが、薄毛にならない人の特長だと気づいた。ストレスと言えば、人との衝突や重圧、不満などだけではない。
睡眠不足もストレスの大きな要因だと思う。薄毛にならない人間は、観察しているとよく寝るタイプが多い。飲み会に誘っても、用事があると言ってすぐに帰ってしまうような性格だ。人付き合いは決して良いとは言えない人間が多い。
薄毛の者は、人付き合いが良すぎて酒が進むのも薄毛の悪化を招く原因なのだろう。酒・たばこも体に与える影響から言えば、ストレスになってしまうからだ。私が薄毛にならない人間を観察した結論にたどり着いた。それは「大豆を食ってストレスを溜めるな」だ。
そうそう、大豆を何で食べたらよいのか調べたところ、「納豆」と「枝豆
」が最適だと感じた。枝豆は大豆のまだ青い時に収穫したもので、栄養分も多いのだそうだ。
ちなみに納豆をほぼ毎日のように食べるようになった。かれこれ3ヶ月ほど続けている。そしてある2つの変化を感じるようになった。「体が柔らかくなる」ことと「性欲が少なくなる」ことだ。
そういえば、イチローは毎日、納豆を食べているというニュースを見た事がある。体が柔軟で髪の毛も薄毛にならないのは、「納豆」のおかげかもしれない。