みなさんの周りには薄毛の男性がいませんか?薄毛の原因はさまざまで、親からの遺伝による先天性の可能性もありますが、髪の毛の維持にはその人自身の環境や生活習慣にも大きく影響を受けるようです。
お酒の飲みすぎ、喫煙、睡眠不足、ストレスなど…髪にとって悪い影響を与えるものは世の中にたくさんありますね。ちなみに私は上にあげた全てが重なった結果、いつの間にか頭のてっぺんが少しずつ薄くなり…「ヤバい」と気づいた時にはちょっと地肌が見え始めていました。
私の父も、ちょうど今の自分と同じくらいの時期に禿げはじめて、頭頂部から焼け野原のようになって行ったのを覚えていました。そのため、危機感が募りました。このままでは父からの負の遺産を受け継いでしまう…私は焦りました。
ほっておいたら父と同じように禿げてしまう。遺伝なら仕方ない部分もありますが、「せめて今の自分ができることはやっておきたい」そう思い直し、自分なりの薄毛対策を実行していきました。
まず、洗髪の仕方を見直しました。入浴の際、どうしても適当になっていた洗い方を丁寧に、そして地肌にやさしく洗うよう心掛けました。加えてシャンプーを洗い流すとき、地肌に残らないように入念にすすぐようにしました。それまでは時間をかけずに適当だったためです。
そして、たまには頭をお湯に入れてあげるようにしました。具体的には洗面器にお湯を貯め、そこに頭を入れてしばらくマッサージするのです。それまでのシャワーだけの洗髪では本当に汚れが落ちたのか不安な面があったのと、頭皮の血行を促進するための行動でした。
シャンプーも、あまりつけすぎず、適量を意識するようになりました。そしてなるべく髪にダメージの少なそうなものを選ぶよう心掛けました。それらの洗髪の仕方と合わせて、生活も見直すようにしました。
お酒は飲みすぎないよう心掛け、タバコも以前より減らしました。睡眠時間を確保するために早く寝るようになりました。結果的には生活を見直すことで体調も良くなり、そのせいかストレスも減ったような気がします。
薄毛が気になり始めてから5年ほど経ちました。
正直「増えた」という実感はありませんが、少なくとも父の遺伝に逆らい髪の毛の現状維持は出来ています。先の事はわかりませんが、「マイナス要因を減らすことはマイナスにはならない」という気持ちで、これからもこの習慣を続けていくつもりです。