私は、家系に薄毛が見当たらなかったことから、髪に苦労するとはまったくもって思っていませんでした。しかし残念なことに、35歳付近に差し掛かった辺りから、少しずつ髪の毛が細くなってしまうのを感じたんです。
それとともに、髪の毛の密度も薄くなっていきました。自分ではあまり気づかなかったのですが、家族から指摘され、自覚するようになりました。
「この時点で早く対策をとっておけばよかった」と今になっては後悔しています。これが進行して、深刻な薄毛になるとは思ってもいなかったのです。いやむしろ、「自分自身が『薄毛になる』と言うことを受け入れるのが嫌だった」、と言うのが正しい表現かもしれませんね。
実際に、自分が薄毛だと自覚をしてから、どのような対策をとったかご紹介させて頂きます。初期、毛根が細くなっている事はかなり前から自覚しておりました。その時にとった方法は、毛根を太くするためにシャンプーを変えたことです。
「頭皮にやさしいシャンプー」という物を選んで毛根を細らせないよう、太くするための対策を取ったのです。その一番最初に購入したシャンプーは、頭皮に優しいと言う成分が沢山入っていました。確かに、頭皮が良くない状態でしたので、良いタイミングかもしれないと感じたのです。
また、毛根に悪いと思われる習慣を思い切って止めました。それはアルコールです。アルコールを飲みすぎると、頭皮にも良くないというのを聞き、アルコールの量を減らしました。また、私は辛い物が好物なのですが、辛いものもこれまた頭皮に良くないと感じ、これも減らしました。
言葉であげるときりがないのですが、普段使っているエレベーターやエスカレーターを階段を使うようにしたり、コーラやジュースを止め、お茶や水を飲むようにしました。頭皮に良いと思われることなら小さなことでもなんでもするようにしたのです。
そのような生活改善を続けて5年程経ちました。現在は、薄毛の進行はしていません。むしろ毛根が太くなり、髪の毛もたくましくなったと感じます。必然的に髪の毛の密度も上がっています。
当初は髪の毛の為にと思って始めた事ですが、体調が整い生活も楽になりました。一ヶ月に何度が体調を崩すことがあったのですが、生活改善のおかげで健康も手に入れることが出来たように思います。