私が失敗した十代の頃の髪の洗い方
私がお風呂で頭を洗うとき、ついやってしまいがちなのが、爪を立てて頭皮をがりがりこすること。汚れが落ちていないと不安になり、強く掻き毟ってしまう気持ちが出てしまうんです。私は小さい頃から、このような洗髪の方法をしていました。
でも頭皮だって皮膚の一部です。例えば腕を掻き毟ったらしばらく跡が残ったり、黒ずんだり、傷ついてしまいますよね。このことに気付いたのは私が大人になってからのことです。
長年、そういった洗い方をしていたものだから、20代のころから薄毛の兆候が出始めてしまいました。抜け毛が増えたのが大きな要因だと考えています。
十代の頃に気を付けるべき髪の洗い方
気を付けることはシャンプーをしたら、爪は立てず指の腹で揉みこむように、頭皮を動かすように力を抜いて洗うことです。指の腹を使うことで頭皮に触れる表面積が増え、圧力が分散し適度なマッサージ効果もあります。
またこれにより頭皮全体の血行がよくなり代謝アップ、髪が育ちやすい環境を作る一助になると考えています。
こんなことで?と思うかも知れませんが、十代のうちから続けることで、身体を労わる習慣として身につき、この積み重ねが年齢を重ねた時に違いとなって現れると考えています。私自身、このような洗い方に変えてから、抜け毛も減り、だいぶ薄毛も改善できていると感じています。
ちゃんとした髪の洗い方で将来の薄毛を回避
若年より蓄積されたダメージは決して馬鹿にできず、毎日のように掻き毟られると身体がその感覚を覚えてしまい、治癒能力が過剰に働いて息切れしてしまいます。
身体に覚え込ませることは意外と時間がかかります。抽象的ですが「気持ちの良い頭皮の感覚」を毎日の積み重ねで身に付け、髪が率先して育つ環境を作り上げることが大切だと思います。