薄毛って、中年以降の男性に発症しやすい症状というイメージがありますよね。周りを見渡してみれば、父親、親戚のオジサン、学校の担任、塾の先生、いきつけの定食屋のおじさん・・。
いずれも50代以降の中年男性は高確率で薄くなっているように見受けられます。ということはですよ、自分だっていずれはそうなる確率が高くなるわけで・・。とはいえ、高校生の自分からすれば、そんなことは遠い先の未来。
まだまだ心配する必要性はありません。とまあ、こんな感じで薄毛のことなんて全く心配していなかったのですが・・。高校生だったある日のことです。休憩時間中に、友人から次のようなことを指摘されました。
それは、「お前、頭のてっぺん、ちょっとハゲてね?」というものなのですが。これを最初聞いたときは、またいつもの”おふざけ”だと思い、軽~く流した私。ですが、その友人は、いつにもまして、しつこく食らいついてきます。
「いやマジだって。なあ、お前もそう思うだろ?」みたいな感じで、他の友人たちにも賛同を求めています。当然、皆からマジマジと自分の頭皮を見られるわけですが・・。
みんなの反応が一様に微妙なんですよね。私が期待している「全然ハゲてねーよ」ってのが返ってこないのです。心配になってきた私は、すぐさまトイレの鏡で確認してみることに。
すると・・。確かにちょっと薄い。ハゲというほどのものではありませんが、頭頂部周りの髪の毛がやたらと細くて、その結果地肌がほんのりと露出してしまっています。
角度や光の加減によっては、かなりの露出っぷりで、なんだか急に恥ずかしくなってきました。高校生の自分がまさか薄毛になるなんて・・。結局その日は、とてもじゃありませんが授業に集中することができず、薄毛のことで頭がいっぱいでした。
で、早速その日のうちに、いきつけの美容室に行って、そのあたりのことを相談したところ、薄毛をカバーしてくれる髪型を提案してくれまして・・。それで幾分、紛らわすことができたのでした。
ただ、根本的な解決には至っておらず、その日を境にして、いろんな薄毛対策を採り入れるようになった私。高校生にも安全な育毛剤やサプリメントの使用。適度な運動。悩み事の解消など、多方面から改善に取り組みました。
その結果、なんとか、かつての状態にまで取り戻すことができたのでした。以来、頭皮毛髪状態には常に気を使っている自分がいます。努力の甲斐あって、今のところ薄毛が再発するようなことはありません。というわけで、この先も健康的な髪の毛を維持するべく、日ごろから適切な対策を講じていきたいと思います。高校生の時の指摘があったから、早い段階で薄毛対策が出来て助かった…と、良い方向に考えています。